麻薬逮捕|太田竜次

薬物・ドラッグ

■太田竜次

2日までに、神奈川県警察や香川県警察などは、インターネットの掲示板を利用して覚醒剤や麻薬を販売したとして、覚せい剤取締法違反(営利目的譲渡)などの容疑で、東京都渋谷区在住の無職の太田竜次容疑者(20歳)ら9人を再逮捕し、別の男性1人を逮捕しました。

神奈川県警察によれば、太田容疑者らは4月上旬以降、少なくとも47都道府県の約4500人に対して覚醒剤を密売し、売り上げは約1億9000万円に上るとされています。このインターネットを利用した薬物販売事件は、これまでで最も大規模なものとなっています。

逮捕された10人のうち、ほとんどが宮城県出身であり、震災後に密売活動を始めたとされています。そのうちの1人は、「東日本大震災で勤務先の店長が津波で亡くなり、密売を始めた」と供述しています。

神奈川県警察や香川県警察などは、覚醒剤や麻薬などの入手経路を調査しています。

太田容疑者らの逮捕容疑は、山形県鶴岡市や長野市、松山市などの6人の男女から代金を受け取り、覚醒剤を提供した疑いです。

太田容疑者ら2人は「話したくない」と供述していますが、7人は容疑を認め、1人は否認しています。

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