歌舞伎町ハーブ店の麻薬取引、店長含む4人逮捕
警視庁組織犯罪対策5課と東京都薬務課は、東京の歌舞伎町にあるハーブ店の店長、佐々木式部容疑者(45歳)を含む4人を、麻薬取締法違反(営利目的所持)の容疑で逮捕しました。これは警視庁と東京都の合同による麻薬事件の摘発としては初めてのことです。
警視庁の報告によれば、佐々木容疑者は今年の8月と10月に、新宿区にあるハーブ店「BLOSSOM」の2つの店舗で、麻薑成分「MDPV」を含む白色の粉末計約5.3グラムと、植物片計約91グラムを販売目的で所持していたと疑われています。しかし、佐々木容疑者は「商品に麻薬が含まれているとは知らなかった」と主張し、容疑を否認しています。一方で、他の3人の容疑者は容疑を認めているとのことです。
合同捜査による初の摘発、麻薬成分所持の容疑で
警視庁の情報によると、佐々木容疑者たちは約3年前から、歌舞伎町で風俗案内所を装いながらハーブ店を運営していたといいます。彼らは「商品はお香や入浴剤に使う」などと主張し、これまで警察の捜査や東京都の行政指導を巧みに逃れてきたようです。