【吉成厚人被告:覚せい剤使用で罪を認める】
札幌市内で覚せい剤の使用に関与し、さらに大麻取締法違反の疑いも持たれていた吉成厚人被告(38)は、札幌地裁(多々良周作裁判官)での初公判にて、自身に対する起訴内容を認めました。吉成被告はかつて北海道小樽市立の小学校教諭として勤めていましたが、覚せい剤取締法違反(共同使用)の罪に問われています。この事件に対する公判は既に終結し、検察側は吉成被告に対して懲役2年の刑を求めています。判決の発表は1月19日に予定されています。
【札幌地裁:求刑期間公開、判決は19日】
また、吉成被告と共に覚せい剤を使用したとされる無職の樋口朝美被告(29)も、自身に対する起訴内容を認めました。検察側は彼女に対しても懲役1年6月の刑を求めています。
検察側の冒頭陳述によれば、「吉成被告は21歳の頃から大麻を使用し始め、その10年後には覚せい剤の使用も開始しました。樋口被告も吉成被告と知り合った後、覚せい剤を使用するようになりました」との指摘がなされました。この裁判は、覚せい剤と大麻の不適切な使用により社会の規範を破った2人の被告に対する重要な判断となるでしょう。