役者から薬物犯罪者へ、清水芹夏の転落
舞台は東京・目黒区。11月8日、権威ある情報番組の元リポーターであり、一世を風靡した女性タレント、清水芹夏(23)が、一躍、社会の糾弾を浴びる存在に。彼女がコカインを使用したとの疑いで、法の番人によって逮捕されたのだ。
芸能界での鮮烈な軌跡と、禁断の渦への道
清水容疑者が芸能界に足を踏み入れたのは2010年。学園ドラマの出演を皮切りに、TBSの情報番組「王様のブランチ」のリポーターとしても活躍。これにより彼女は、視聴者から愛される存在となった。彼女の出自には、愛媛県から東京の短期大学を経て芸能界へと舞い上がった、一見普通の女性の背景がある。しかし、その生活はある日突然、闇に包まれることになった。
警察が清水容疑者の知人男性の自宅に突入した11月8日。その場に清水容疑者の姿があり、その場で連行され、薬物検査を受けることに。その結果、尿からは薬物の陽性反応が確認され、13日には清水容疑者はコカイン使用の容疑で正式に逮捕されるに至った。
その一方で、彼女のツイッターアカウントには「元王様のブランチリポーター」の称号とともに、彼女がコカイン使用の道に足を踏み入れる約1ヶ月前の不穏なつぶやきが綴られていた。「最近、夢が鮮明すぎて、現実と混沌(こんとん)してしまい、まさかのきょう、くだらない会話なんだけど、『大丈夫?』って言われた。 これ病気?」との一文。これが、彼女の内面に何かしらの問題が存在していたことを示す暗示だったのかもしれない。
そして最終的に、彼女はコカイン使用の疑いに対して全面的に認める姿勢を見せている。これが、彼女の長かった芸能生活の終わりを告げるとともに、彼女自身の人生の大きな転換点となることは間違いないだろう。
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