サンリオピューロランド元役員が薬物取締法違反で逮捕
元サンリオピューロランド役員で、現在は東京・多摩市に在住の井上陽一容疑者(41歳)と、弟でアメリカ国籍を持つ自称医師のイノウエ・ヨシオ容疑者(39歳)が、乾燥大麻を米国から密輸入した疑いで警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは昨年11月14日、井上陽一容疑者がコーヒー豆の袋に約6.4グラムの乾燥大麻を隠し、サンフランシスコ国際空港から成田空港へ密輸入したとの容疑です。イノウエ・ヨシオ容疑者は自身で使用する目的だったと容疑を認めていますが、兄の井上陽一容疑者は容疑を否認しています。
さらに、井上陽一容疑者は自宅で覚醒剤約1.1グラムを所持していたとして覚醒剤取締法違反で逮捕され、この件については容疑を認めています。
井上容疑者は、東京・港区の湾岸エリアに位置するレインボーブリッジが見える高級マンションに住んでいました。株式会社サンリオの広報担当者によれば、井上容疑者は2011年にサンリオと顧問契約を結び、その後、2013年6月にはサンリオピューロランドの運営会社のCOOに就任しました。だが、同社の業績が予想に達せず、1年後にはCOOの地位を退き、同時にサンリオからも退職したという。
夢を与えるサンリオで子供達への裏切り
彼の海外勤務経験から、違法薬物の使用は海外生活で覚えた可能性が指摘されています。また、昨年7月には、サンリオが協力する多摩市のイベントに出席し、報道陣の前で市長らと写真に納まっていました。子供たちに愛されるキャラクター関連の仕事を行いながら、その裏で覚醒剤に手を染めていたとすれば、子供たちを裏切っていたとの声も上がっています。
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