東海地方を牛耳る覚醒剤密売組織の摘発
愛知県警は、覚醒剤の密売を行っていたとして、津市河芸町の無職の男、山田浩一容疑者(54歳)を含む10人を覚醒剤取締法違反の容疑で逮捕したと発表しました。これらの人々は覚醒剤の販売、所持、および使用が疑われています。山田容疑者は、この覚醒剤密売グループの頭目とされており、東海地方を主戦場に数十人に覚醒剤を密売していたと見られています。容疑者達は現在、罪状の認否について明らかにしていません。
大規模な一斉摘発とそれぞれの役割
愛知県警は、今回の逮捕に至るまでに3日間にわたり約40箇所を捜索し、大規模な一斉摘発を敢行しました。その中には、名古屋市緑区黒沢台4丁目に住む作業員、青山智吉容疑者(44歳)も含まれていて、彼は営利目的で覚醒剤を譲渡した疑いで逮捕されました。また、三重県鈴鹿市の会社役員、橋本直大容疑者(37歳)も自宅で覚醒剤を所持していた疑いで逮捕されています。
一方、今回一斉摘発された他の7人は、覚醒剤の「顧客」であり、覚醒剤を購入した疑いが持たれています。これらの一斉摘発により、規模の大きな覚醒剤密売ネットワークが明らかになり、その全貌解明に一歩前進したと言えるでしょう。
コメント