スパイになりたかった西田隆 医師
院長・西田隆容疑者(54)
警視庁による再逮捕
2023年6月21日、警視庁は東京・豊島区にある『大塚南口駅前脳神経内科クリニック』の院長、西田隆容疑者(54歳)を不適切な行為の疑いで再逮捕しました。これは西田容疑者にとって4回目の逮捕となります。
不適切行為の概要
報道によると、西田容疑者は2021年10月に、30代女性患者に対して婦人科診察を装い、複数回にわたってわいせつな行為を行っていた疑いがあります。また、眼鏡に仕込んだカメラやスマートフォンで犯行の一部始終を記録していたとされています。
押収物からの発見
西田容疑者の自宅から押収されたパソコンには、複数の女性患者が不適切な状況で映された動画が保存されていたことが確認されました。これにより、警視庁は西田容疑者の余罪を疑い、捜査を深化させています。
クリニックの状況
一部の患者からは、西田容疑者のクリニックには他のスタッフがほとんど見当たらず、診察も院長個人によって行われていたとの声が上がっています。クリニックの立地や運営状況について疑問を持つ声もある中、この事件が発覚しました。
西田容疑者の主張
西田容疑者は現在、全ての疑いに対して否認の立場を取っており、「診察の一環として正当な行為であった」と主張しています。しかし、捜査当局はその主張を退け、行為が医療の範囲を逸脱していると判断しています。
容疑者の背景
西田容疑者は過去に防衛医科大学を卒業し、全国各地の医療機関で経験を積んだ後に独立。特に脳神経内科の専門医として知られ、認知症治療の分野で他の医師たちに指導を行う立場にありました。この背景が、事件の衝撃を大きくしています。
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