北海道で振り込め詐欺:戦車衝突の偽りで4人逮捕
北海道警捜査二課などの合同チームは、振り込め詐欺グループの4人を逮捕しました。実在する自衛隊員の息子を装って詐欺を行ったという、これまでに例を見ない犯罪手口が明らかになりました。被害総額は数千万円に上ると推定されています。
偽自衛隊員による詐欺:リーダーは自称探偵
逮捕された4人の中で、自称探偵業の古内康義容疑者(23)がリーダー格とみられていますが、彼は容疑を否認しています。一方で、他の3人は罪を認めており、グループの犯罪活動が浮き彫りになってきました。
平泉育子容疑者(22)などの3人は、先月11日に、北海道伊達市の40代の女性に対して、自衛隊員の息子を装って電話をかけ、「戦車を千歳駐屯地の門にぶつけてしまった。修理代を振り込んでほしい」と偽ったという。これにより、女性から約130万円をだまし取ったという疑いが持たれています。
この事件は、実在の自衛隊員の息子を名乗るなど、振り込め詐欺の新たな手口を示すもので、北海道警は引き続き詳細な調査を進めています。
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