消費者金融詐欺:2億円巨額事件
国民から現金をだまし取るために、消費者金融の登録解除を口実にした巧妙な詐欺が発覚しました。千葉県警は、詐欺容疑で田久保謙二容疑者(26歳、住所不定、無職)を含む5人を逮捕しました。被疑者たちは、千葉県内のマンションを拠点に、2005年7月から約2年間にわたり、全国の500人以上から合計約2億円をだまし取ったと自供しています。捜査は現在も続いており、県警はその供述の真偽を確認しています。
その他の逮捕者には、田久保容疑者の兄で集金役を担当していた義和容疑者(28歳、無職、千葉市花見川区在住)、および現金引き出し役の女性(56歳)ら3人が含まれます。これらの人々はすべて詐欺罪で起訴され、公判が続けられています。千葉県警は、更に数人がこの詐欺に関与していたと見て捜査を進めています。
5人の詐欺師を逮捕、更なる関与者を捜査中
被疑者たちの手口は巧妙で、一例として、昨年1月に千葉県匝瑳市の農業女性(45歳)が挙げられます。彼女に対して田久保容疑者らは消費者金融を装い、電話で融資を提案しました。彼女がこれを拒否すると、「登録を消すには退会費用が必要」と嘘をつき、その結果、彼女は現金3万円から50万円を十数回にわたって銀行口座に振り込むことを強いられ、総額約280万円をだまし取られました。
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