プロゴルファーが保険金詐欺で逮捕:偽装事故で約4000万円騙し取る
プロゴルフ界から悪質な保険金詐欺事件の報告があり、一部のプロゴルファーが逮捕されました。彼らは偽装事故を利用して保険金を騙し取っていたとされています。
仲間同士で偽装事故を起こし保険金を詐取
2台の車を使い、わざと衝突事故を起こし、休業補償や治療費として保険金を騙し取るという手口で、プロゴルファーの山中恭弘(やすひろ)ら6人が逮捕されました。警視庁交通捜査課は今月24日までに逮捕を完了しました。
保険会社が警視庁に相談、被害総額は約4000万円
同一保険契約者からの交通事故報告が異常に頻繁であると保険会社が不審に思い、警視庁に相談したことから事件が発覚しました。詐欺によって騙し取られた金額は、合計で約4000万円と見られています。
山中恭弘:プロテスト合格後はレッスンで生計
山中恭弘は1991年に37歳でプロテストに合格しましたが、その後は主にレッスンを行って生計を立てていました。レギュラーツアーへの出場は1試合のみで、生涯獲得賞金はゼロでした。2004年にシニアになってからは、予選会でシニアツアーの出場権を得る年もありましたが、記録に残るような成績は残しておらず、犯行の動機として「生活費に困っていた」と供述しています。
偽装事故は2007年から繰り返し
今回の逮捕容疑は、2008年5月の追突事故が偽装されたものですが、警視庁は同様の手口で2007年から3年間に渡り詐欺行為が行われていたと見ています。
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