【医者の偽り】治療を名目にした悲劇
渋谷区の「日赤医療センター」で救急科の医師として働いていた木村一隆容疑者(42歳)が、医療行為を装い、女性患者に対して乱暴を働いたとして警視庁本所署によって逮捕された事が判明しました。これは同署幹部への取材によって明らかにされた事実です。
【善意を悪用した罪】一線を越えた診察
木村容疑者は今年3月、都内在住の30代の女性の自宅を訪れ、診察を行ったとされています。しかし、その診察は適切な医療行為ではなく、女性に対する乱暴な行為へと変わりました。「具合がよくなる」という言葉を使い、患者を騙したと疑われています。
木村容疑者は警視庁の調査に対し、「合意の上だった」と主張し、自身の容疑を否認しています。しかし、彼が違法な行為を働いた可能性が高いと警視庁は見ています。
さらに興味深い事実が明らかになりました。木村容疑者は個人のホームページを通じて「渋谷、港、目黒区を中心に往診費用込みで1万円から」と自己宣伝しており、患者を独自に募集していたとのこと。治療を求める人々を欺き、自分の利益のために使ったこの行為は、医療者としての倫理を深く問います。
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