井川雅崇容疑者
またしても医者による不祥事
香川県警は、国立病院機構・四国こどもとおとなの医療センターの小児科医を強制わいせつの疑いで逮捕したことを発表しました。この医師は、入院中の患者に不適切な行動をとったとされています。
事件の概要
被逮捕者は井川雅崇容疑者(32歳)、昨年4月から同病院の小児科に勤務していました。井川容疑者は、2023年7月24日に徳島県から感染症の治療のため入院していた5歳女児に対し、わいせつな行為を行ったとされています。当時、井川容疑者は5歳女児の主治医であり、小児病棟の個室で2人きりだったと報告されています。
事件発覚の経緯
5歳女児が父親に被害を訴えたことから事件が発覚し、翌日の7月25日に病院側が警察に通報しました。その後の警察の調査で井川容疑者の自宅で事情聴取が行われ、8月24日に逮捕に至りました。井川容疑者は犯行を認め、「間違いない」と供述しているという。
裁判と判決
高松地裁は井川容疑者に対して、懲役2年6月(求刑懲役3年)の実刑判決を下しました。横山浩典裁判官は、「幼い女児を対象に自らの立場を利用した卑劣な行為で、常習的な行動が認められる」と指摘。これにより、井川容疑者の行為が重い刑事責任を負うべきであると判断されました。
警察の調査と今後の措置
警察は事件の詳細な経緯や動機について更に調査を進める方針です。また、この事件を受けて病院側も内部での再発防止策を強化するとしています。
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