麻薬逮捕|大平修二

薬物・ドラッグ

市議会議員が覚せい剤使用で逮捕

北海道の札幌中央署は、現職の石狩市議会議員であり、同市花川南2の5に居住する葬儀会社の社長である大平修二容疑者(46)を緊急逮捕した。緊急逮捕は覚せい剤取締法違反(使用)の疑いによるもので、これは道内で現職市議が同法違反容疑で逮捕された初めての事例となる。大平容疑者は2014年9月から自民党道連青年局長を務めていた。

逮捕のきっかけは、大平容疑者が6月中旬から月末までの間に覚せい剤を使用した疑いであった。大平容疑者は逮捕時に「間違いありません」と自身の罪を認めた。彼の両腕には注射の痕跡が見られたという。

札幌中央署が大平容疑者が覚せい剤を所持しているとの情報を受けた後、彼は任意で尿検査を受けた。その結果、覚せい剤の陽性反応が出た。署の家宅捜索により、彼の自宅の台所のごみ箱から覚せい剤と注射器が入っていたと見られるビニール袋が複数発見された。同署は現在、覚せい剤の入手経路などについて調査を進めている。

初めての市議による薬物法違反

大平容疑者は名寄市出身で、石狩で自身の葬儀会社を経営していた。また彼は、道商工会議所青年部連合会長や日本商工会議所青年部連合会副会長など、様々な役職を歴任してきた。2007年に石狩市議に初当選し、2015年5月に行われた同市議選で三度目の当選を果たしたばかりだった。なお、石狩市の定例市議会は6月10日に開会し、26日に閉会していた。

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