詐欺逮捕｜小松原勇

【一部始終】鳥取、宮城両県警による粘り強い捜査

東京都調布市の無職の小松原勇容疑者（22）を含む7人の詐欺師が法の鉄槌を受ける結果となった。鳥取と宮城両県警の合同捜査本部は、小松原容疑者たちが貸金業者を装って金を振り込ませたとの詐欺容疑で、彼らを7日に逮捕した。さらに同様の手口で動いていたと見られる3人も盗品等有償譲り受けなどの疑いで逮捕されている。

【彼らの犯罪の規模】大規模な被害総額とさらなる犯罪の可能性

今回の一連の詐欺事件で小松原容疑者らの詐欺行為は約300件に上り、その総額は約1500万円と見られています。しかし、これは氷山の一角に過ぎないかもしれません。彼らの顧客名簿には約2000人の名前が記載されているため、捜査本部は他にも仲間が存在する可能性を視野に入れ、捜査を続けています。

【一例】熊本県の被害者

この詐欺の一例として、熊本県玉名市の50歳の女性が挙げられます。小松原容疑者らは、6月9日から19日の間に、この女性に対して「返済実績を作らないと融資できない」という嘘をつき、彼女から4回にわたり現金14万円をだまし取ることに成功したとされています。この事例は、彼らがどれだけ巧妙に詐欺を行っていたかを示しています。