赤間頼依容疑者
若年女性を騙し不正行為を重ねた元芸能人の逮捕事件
東京・新宿歌舞伎町のホストクラブで働いていた元俳優でホストの赤間頼依容疑者（22）が、詐欺の疑いで警視庁新宿署に逮捕されました。報告によると、赤間容疑者は昨年夏から詐欺行為を繰り返していたことが発覚しています。
利用された信頼と情熱
赤間容疑者と被害者は、彼の舞台をきっかけに知り合い、連絡を取り合うようになったとされます。熱心なファンであった彼女は、赤間容疑者が勤めるホストクラブに頻繁に足を運び始め、彼の魅力に心を奪われていました。赤間容疑者は未成年であることを隠すために、彼女に他人の身分証を使用させるなどして、店に通わせていました。
悪化する要求とその結末
赤間容疑者は自分の病気を偽り、「喉の病気で治療が必要」と嘘をつき、少女に治療費名目で大金を要求。彼女は彼のためと信じ、アルバイトだけでは足りなくなり違法風俗店で働くようになりました。この行動は彼からの更なる金銭要求によるもので、最終的には約113万円が彼に渡されたと報じられています。
事件の発覚とその後の調査
赤間容疑者は少女から金を受け取った後、彼は芸能事務所を退所しました。その1ヵ月後に騙されていたことに気付いた少女が警察に被害を訴え、事件が発覚しました。警察は赤間容疑者の非道な行動を捜査中で、彼は「彼女と別れるために病気の話を持ち出した」と供述しているとのこと。また、彼は「彼女が自発的に金を渡したから罪に問われる理由がない」と開き直っています。
精神的な背景と今後の影響
被害者の少女は家庭環境の問題や愛着障害を抱えており、赤間容疑者はその心の隙を利用したとみられています。この事件は彼のキャリアにとって決定的な打撃となり、公の場に戻ることは困難であろうと考えられます。警察はこのケースを通じて、類似の被害を未然に防ぐための対策を強化する必要があるとしています。
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