大麻取締法違反容疑で夫婦逮捕
三重県警組織犯罪対策課と四日市西、いなべ署の合同捜査本部は、いなべ市大安町丹生川中の森敦容疑者(38)とその妻で無職の森諭子容疑者(41)を、大麻取締法違反(営利目的共同所持および営利目的共同栽培)の疑いで逮捕したことを19日に発表しました。
自宅とアパートで大麻栽培、入手経路を追及中
逮捕の直接的な原因は、昨年11月29日に森容疑者の自宅敷地内の倉庫で営利目的で所持されていた乾燥大麻約100グラムと、大麻草24本の栽培が発見されたことです。さらに、12月2日には森容疑者名義の菰野町田口新田のアパートでも大麻草12本が栽培されていたとされます。
この一連の事実に基づき、捜査本部は昨年11月から入手した情報を基に捜査を進め、最終的に森容疑者夫婦を現行犯逮捕しました。なお、自宅や倉庫だけでなく、大麻の栽培に使用されていたとされるアパートも家宅捜索が行われました。
捜査の過程で、倉庫とアパートからは乾燥大麻が入った複数のビニール袋や、栽培に使われていたと見られる機材(グローブボックスなど)も押収されており、押収量は約1キロに上るとみられています。捜査本部は現在、具体的な大麻の入手経路などを詳細に調査しています。ただし、夫婦の容疑に対する認否はまだ公表されていません。
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