麻薬逮捕|森敬祐,大柿羊子

薬物・ドラッグ

公務員と飲食店従業員:覚醒剤所持で逮捕

熊本県警が5日に立てた捜査の結果、荒尾市野原に住む熊本県玉名市企業局下水道課主査、森敬祐容疑者(40)と、同じく玉名市在住の飲食店従業員、大柿羊子容疑者(44)が覚せい剤取締法違反(共同所持)の疑いで現行犯逮捕されました。

逮捕されたのは、4日午前8時55分頃、二人が同居している自宅で発見された、ポリ袋に入った覚醒剤約1.2グラムを所持していたとの疑いからです。この覚醒剤は、捜査員が大柿容疑者のバッグから見つけ出したものであり、さらにその自宅からは注射器100本以上も押収されました。

しかし、この疑惑について森容疑者と大柿容疑者は、異なる主張をしています。森容疑者は覚醒剤の存在について「全く知らない」と否認し、一方で大柿容疑者は覚醒剤は「自分で使うつもりで持っていた」と語っています。それはつまり、彼女は共同所持ではないと主張しているのです。

疑問が残る慢性肝炎の診断と公務員の行方

この事件について、玉名市役所は4日に記者会見を開き、市長の高崎哲哉氏が「非常に遺憾で、市民に深くおわび申し上げる」と発言しました。

これに先立つ昨年11月、森容疑者は職場に「慢性肝炎が悪化した」との診断書を提出し、その後は頻繁に休むようになっていました。しかし、この覚醒剤所持の疑いが持ち上がったことで、その診断と休職の真相についても新たな疑念が浮上しています。

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