非弁逮捕｜柿沢和雄

【弁護士資格なしで示談交渉、柔道整復師が弁護士法違反容疑で逮捕】

埼玉県熊谷市筑波に住む柔道整復師、柿沢和雄容疑者（46歳）が、弁護士資格を持たないにも関わらず、交通事故の示談交渉を行ったとして、弁護士法違反の容疑で逮捕されました。

【交通事故の被害者から委任を受け報酬を得る】

逮捕容疑によれば、柿沢容疑者は2007年3月から2008年2月の間に、交通事故に遭った男性2人から損害賠償請求の委任を受け、その報酬として約279.8万円を受け取ったとされています。

【「弁護士法違反だとは思わなかった」と容疑否認】

柿沢容疑者は「弁護士法に違反するとは思っていなかった」として、容疑を否認しています。しかしながら、同様の手口で2004年から2009年までに123人から約8400万円の報酬を受けていたと見られています。

弁護士法は、弁護士以外の者が弁護業務を行うことを禁じています。この法律は、市民の法的権益を守るために、弁護士の専門性と倫理性を確保することを目的としています。違反者に対しては、法律で罰則が定められています。