麻薬逮捕|清水幹夫,伊藤恒久,長谷川成寿

薬物・ドラッグ

大規模な覚醒剤密売ネットワーク解体

麻薬や覚せい剤の密売が行われていたとの疑惑を追求した結果、宮城県警銃器薬物対策課と仙台中央、塩釜、岩沼、大河原、加美の各署は7日に一大突破を見せました。仙台市若林区石垣町に住む韓国国籍の建設作業員である花岡功誠こと李浩淑容疑者(57歳)を始めとする27人が、覚せい剤取締法違反や麻薬特例法違反などの疑いで逮捕されました。

密売グループの主要人物とその役割

その他にも逮捕者は存在し、同区若林6丁目の無職清水幹夫(41歳)、南相馬市の伊藤恒久(53歳)、横須賀市の会社員長谷川成寿(46歳)といった者らが含まれます。その中で李容疑者は清水容疑者と共に計画を立案し、2016年7月から2017年6月にかけて仙台市や塩釜市、茨城県、神奈川県の30代から60代の男女19人に対し覚醒剤を密売した疑いが掛けられています。2017年5月31日には仙台市内のホテルで清水、伊藤の両容疑者とともに長谷川容疑者から営利目的で覚醒剤約30グラムを40万円で譲り受けたとされています。
県警はその後、2017年6月27日に仙台市内の密売拠点など7か所を捜索。その結果、主犯格とされる李容疑者と他の客ら男女5人を逮捕しました。追加の捜査で、李容疑者らの密売グループから覚醒剤約18グラム(末端価格約115万円)が押収され、少なくとも1000万円以上の違法収益を得ていたと見られています。

一方で、李容疑者は「覚醒剤を受け取ったことは間違いないが、営利目的ではない」と述べ、容疑の一部を否認しています。県警はこの情報を基に、覚醒剤を使用した男をかくまっていたという犯人蔵匿などの疑いでも一部のグループメンバーを逮捕しました。今後の捜査で、グループ内での各容疑者の役割など全容解明を進めるとともに、より深い事実関係を明らかにすることを目指しています。

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