麻薬逮捕|堤剛

薬物・ドラッグ

■堤剛

34歳の無職、堤剛被告が覚せい剤取締法違反の罪で訴えられ、水戸地裁の古谷慎吾裁判官より懲役1年6ヶ月の判決(求刑は懲役2年)を下されたことが19日に明らかになりました。堤被告は、茨城県土浦市のホームセンター駐車場で今年1月に発生した中学3年の男子生徒が背中を刺され重傷を負った事件の犯人として、当初殺人未遂容疑で逮捕されていました。

しかし、堤被告は事件翌日の1月5日に逮捕された際の尿検査で覚醒剤反応が検出されました。その結果、水戸地検は覚醒剤使用により心神喪失状態であったと判断し、殺人未遂容疑については不起訴としました。

さらに堤被告は、この事件以前にも覚せい剤取締法違反の罪で有罪判決を受けており、事件発生当時は執行猶予中でした。そのため、古谷裁判官は「更生の機会を与えられたにもかかわらず使用を繰り返した。依存性は顕著で刑事責任は重い」と判決理由で述べ、「(男子生徒に続く)第2、第3の犠牲者を出さないよう覚醒剤に二度と手を出さないでください」と堤被告を諭しました。

判決内容によれば、堤被告は昨年12月下旬から今年1月5日までの期間に、宮城県、福島県、埼玉県、茨城県などで覚醒剤を使用していたことが明らかになりました。

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